<染色>
染料のもつ繊維素材への染着性を利用し様々な技法を駆使し
繊維素材内へ分子レベルで色を染着させて行く方法です。
染色は完成され様々な色のバリエーションの染料を使っている
イメージを持たれますが、
実際は三原色と呼ばれる『赤・青・黄』の単色の特殊な染料を使い、
その3色の染料を配合する事によりオーダーされた色を作り品物を染色
していきます。
弊社は、CCM(カラーコーンピューターマッチング)を導入し
オーダーされたカラーを分析し、三原色でカラーデータを出しています。
しかしコンピューターでも100%オーダーカラーのデータを作る事は出来ません。
そこを更に長年の染色ノウハウと経験によりカラーデータを詰めて行きます。
<染色方法>
・酸性染色(染色可能素材 :ウール、ナイロン、絹、等)
※堅牢度に優れナイロン素材やシルク、ウールなどに適した染色です。
・反応染色(染色可能素材 :綿、麻、レーヨン、 等)
※現在、綿、レーヨンなどの染色において一番堅牢度が良く、スタンダード
になっている染色です。
・直接染色(染色可能素材 :綿、麻、レーヨン、絹 等)
※堅牢度の面で反応染色に劣りますが、反応染色では出せない風合いや
色のバリエーション、サンプル等に適した染色です。
・分散染色(染色可能素材 :ポリエステル、トリアセテート等)
※ポリエステルなどの染色をする際、主に使用されている染色です。
堅牢度にも優れています。
繊維素材に合わせた染色方法で染色しております。
※ 弊社は手芸用などの染料は使用しておりません
<ビーカー>
ビーカー(サンプル用)も受けたまわっております。
<主な染色品物>
服飾用レース(トーション・ラッセル、リバー、チュール、ケミカルなど)
反物、服飾用資材など様々染色可能です。
染色可能な素材(ナイロン・ナイロン66・レーヨン・綿・コットン、ウール、ポリエステルなど)
※詳細はお問い合わせ下さい
<製品染め>
一部製品染めも行っております。
<堅牢度試験>
弊社では、堅牢度試験に対応した後処理(後加工)も承っております。
洗濯、摩擦、汗、色落ちなどの対処もしております。
※詳細はお問い合わせください
<染色釜>
・オーバーマイヤー
・高圧染色機
・カセ染色機
・液流染色機など、
計18機の染色機がございます。
その他ビーカー用の釜もあります。
染色釜の㎏数は、1㎏~100㎏に対応しております。
※目づけ【Kg数】により変更があります。
※写真は高圧染色機です。